変なアルバイト
★ロンドンには変なバイトがあります。主にお金に困った日本人を対象としています。
@創薬。 薬を製薬会社が考案し、実際に病院で使うまでに、いつくかの段階を踏みます。 1)最初はマウスのような小動物に投与して安全か、確認。 2)次は豚のような多少人間に近い動物に投与し、副作用を確かめます。 3)次は健常な成人に投与し、人間にとって安全かどうか確認します。安全であれば。 4)次は高度先進医療(主に大学病院)を行っている医療施設で実際に患者に説明を行って、試験的に患者に投与します。 ここでは、副作用とともに薬の効果自体も検査します。 以上のような過程を経て、副作用がなく、病気に対して効果があると認定された薬品のみ、病院で一般に使うことができます。 ここで、主に3)の過程において人に対しての副作用が不明な、薬を飲んでくれる人が必要になります。他の動物では副作用が少ないといわれた薬でも、ある程度は人に副作用を起こします。其れが起こるかどうか製薬会社は調べたいのです。 その為、以下の条件がアルバイトをする人に提示されます。 1)年齢20-50歳の成人 2)過去6ヶ月以内に同様のアルバイトをしていない人(以前の薬の副作用と見分けるため) 3)基本的に男性(女性の場合、薬の効果が以後体内に残ると奇形児を有無危険があるため) 基本的には、誰も現地のイギリス人はなりたがりません。その為、日本人滞在者を業者はターゲットにしています。 具体的には何週間かに分けて新薬が飲むように管理され、その後の副作用チェック目的に最後に身体検査が行われます。 泊り込みのことも、多々あります。説明を聞きに行くと担当者はボランティアを強調しますが、要はビジネスです。 なり手が少ないため業者には高額な報酬が製薬会社より支払われます。 アルバイトをする人はある程度の危険が伴うため、ある程度の報酬が期待できます。 でも、くれぐれも自分の体を大切に!!副作用の中には後遺症が残ることもあります。 A買い付け。 ‘ブランド品の簡単な買い付け‘と書かれたチラシをあなたは見たことが・・・? ‘イタリア5日間 アルバイト代20000円 3日間お仕事、 初日、最終日フリー‘とか書かれてます。 非常においしそうなアルバイトのようですが・・・。 このアルバイトにおいて、アルバイトをする人は、ヨーロッパの各国のブランド品の専門店にてブランド品を多量に買いつけ、それを日本に送り売ります。日本はブランド品のブームが激しいため、一部の種類のブランド品は定価以上の高値がつくことがありますし、輸入時に関税がかかるため定価自体も高いです。その差益で業者は儲けます。 ここで重要なのは、この海外で商業目的にブランド品を買い占めることは違法だということです。 この行為に加担したことが発覚すると、アルバイトをして違法行為に加担したものは法の裁きを受けます。 法の裁きを受けなくても、ブラックリストにその人は乗るため、一部のブランド店では以後購入ができなくなります。 その為、業者は自分でせず、人を雇うのです。 甘い話には裏があります。 Bコンパニオン 女性だけが出来るお仕事です。 基本的に夜働きます。 カラオケコンパニオン募集、とかいろんな広告で業者は勧誘します。 内容はスナックのまかないから、多岐に渡ります。 たまに公衆電話のピンクチラシに‘Japnese student‘なんて書いているのを見て、 悲しくなったことがみなさんもあるのでは? |
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